『老人ホーム見学では何を見ればいいの?~老人ホーム見学時のポイント徹底解説~』:自分にあった老人ホームの選び方
老人ホーム選びでは、直接現地に出向いてその施設がどんな施設なのかをきちんと確認することが重要です。
しかし、ただやみくもに施設を見学するだけでは、どの施設を選べば良いのかなおさら分からなくなってしまうかもしれません。
自分に合う老人ホームは、どのようにして選べば良いのでしょうか?
今回は施設を見学する際に見ておきたいポイントについて解説していきます。
■老人ホーム見学時のポイント
・事前チェックをする
老人ホームには、その施設のパンフレットや説明書などが用意されています。
見学に行く前に、そのパンフレットや説明書を読んで料金やサービス内容などをしっかりと確認してください。
チェックしたことを照らし合わせるために、チェックリストを作ってから見学に行くことをおすすめします。
・設備や施設の雰囲気を確認する
老人ホームのパンフレットには、その施設の設備や部屋の写真が掲載されていることがほとんどです。
しかし、実際に施設や部屋を見て狭さや不便さを感じないか確認することが大切になります。
洗面所やトイレの有無・ネット環境・部屋の広さ・施設で行っている安全対策・リハビリ環境などを確認してみてください。
また、施設には食堂兼リビングとなっている共有スペースが設置されているので、共有スペースの広さや居心地をチェックすることも忘れないようにしましょう。
・施設の印象
老人ホームの見学では、その施設のスタッフの印象や施設自体の印象も大切です。
スタッフと会話した時の対応の仕方なども忘れずに確認してみましょう。
■老人ホーム見学の際に気になることがあれば質問してみる
施設見学では、何となく施設を見学して終わってしまうことや、気になることがあっても聞けずに話を終わらせてしまったりすることも少なくありません。
老人ホーム見学の際に聞いておいた方が良いことを3つ紹介します。
①入居・退去の条件
入居条件や退去条件は、その施設によってそれぞれ異なります。
介護度によっては入居ができなかったり退去しなければならなかったりするので、入居の条件と退去の条件をしっかりと確認しておきましょう。
②保証人の範囲や責務
保証人は、未払い料金の保証や退去・死亡時の身元引受といった責任があります。
その責任の範囲はどこからどこまでになるのかも、事前に確認しておきましょう。
③料金の確認
入居一時金や月額料金以外にも、日用品・医療費・介護サービスの費用がかかることがあります。
追加費用が大体どのくらいかかるのかも、見学の際に確認してみてください。
今回は老人ホーム見学時のポイントについてご紹介してきました。
見学をする前に、まずパンフレットなどの中身を十分に確認し、実際に施設を見た時のズレがないかをチェックしておきましょう。
また、分からないこと・気になることがあれば何でも質問してみるのがおすすめです。
貴重な見学の時間を有効活用して、自分やご家族にあう老人ホームを見つけましょう。