『老人ホームってどうやって選べばいいの?』:自分にあった老人ホームの選び方
老人ホーム選びはセカンドライフの充実度を大きく左右するポイントです。
施設は複数あるが故になかなか選びにくいという方も多いですし、どうやって選べばいいのか分からないという人が多いのも現状です。
そこで今回は、老人ホームの選び方についてご紹介していきます。
■希望条件を整理する
自宅での生活から老人ホーム生活を希望する人は今の生活ではできないことがあったり、不便があったりするからこそ施設生活を望むことでしょう。
まずは現生活の状況を整理して理想の生活を考えてみてください。
その理想はどんな施設なら叶えられるでしょうか?
老人ホームには様々な種類があり、サービス付き高齢者向け住宅やケアハウス、特別養護老人ホームといったように、これらを比較するだけでもサービス内容に大きな差があるため、慎重に考えなくてはなりません。
また、各施設によって利用料も異なります。
予算や立地も気にしつつ、理想の生活が手に入る施設を見つけていきましょう。
■老人ホームを比較する
条件に沿った施設が見つかったからといってすぐに決めてしまってはいけません。
介護施設は今や全国に10,000ヶ所以上も存在しています。
探せば探すほど好みの施設は見つかりやすいので、しっかりと情報収集していきましょう。
情報収集は自治体の窓口相談を活用するのも良いですし、インターネットで調べるほか、介護向け情報雑誌を活用したり、施設に資料請求したりするのもおすすめです。
老人ホームの情報をたくさん得ておくことで、施設の比較もできるようになり、より納得のいく老人ホーム探しができるようになります。
■実際に施設を見学・体験する
最後は実際に施設の見学・体験をすることも大事になってきます。
施設生活を覗いてみることで、初めて分かることも多いです。
例えば、パンフレットの写真では部屋が広く見えたとしても実際は日当たりが悪く、間取りも悪いなど欠点が見えてくる可能性もあるでしょう。
また、介護職員のサービスや態度も気にして見るようにしましょう。
全体的に悪い雰囲気を感じたなら、他の施設を検討するのが得策です。
気になる場合には施設長と話し合ってみることをおすすめします。
老人ホーム探しは理想の生活を考えることから始まります。
どんなセカンドライフを歩んでいくか考えることは、今後の人生を豊かにするためには非常に重要なことです。
理想に沿うようにしっかりと条件をまとめて、慎重に情報収集しながら施設を選んでみてください。
また、気になった老人ホームは見学・体験することも大事です。
実際に各入居者の暮らしを見てどんな生活ができる施設なのか知っていきましょう。