『ストーマってなに?ストーマでも入居できる老人ホームのポイントとは?』
老人ホームの入居を検討している方の事情は様々です。
健康に不安はなく日常生活も普通に遅れるけれど、一人で暮らすよりも老人ホームで安心して暮らしたいという方もいれば、持病があるため何かあったときにすぐに対応してもらえる環境が良いという方もいます。
しかし、中には病気があるがゆえに入居できないのではないかと不安を抱えている人も少なくありません。
特にストーマは清潔さを保つために定期的な交換が必要のため、なかなか老人ホームで受け入れてもらえないのではと悩んでしまいがちです。
そこで今回は、ストーマの方でも入居できる老人ホームのポイントについてご紹介します。
■ストーマとは?
そもそもストーマとは何なのかについて解説していきます。
ストーマは、手術によってお腹に作った便や尿を排泄するための出口です。
ストーマには人口肛門や人口膀胱などの種類がありますが、何か特別な機械を用いて管理する必要はありません。
自分の腸や尿管を直接お腹の外に出すことで便や尿の排泄を管理します。
■ストーマでも入居できる老人ホームのポイントとは
老人ホームは医療機関ではないため、全ての施設に充実した医療環境が整っているわけではありません。
そのため、とても重い病気や高度な医療ケアが求められる場合には、入居できない可能性があります。
ストーマの場合、装具の装着や交換、管理が必要で、排泄物の処理や皮膚の清掃も行う必要があります。
これらを自分で行える場合には、入居できる老人ホーム探しにそれほど支障はありません。
しかし、自分でできず誰かの手を借りる必要がある場合には、施設によっては入居できない可能性があります。
そのような場合には、看護師を配置しており、ストーマであっても入居できる老人ホームを探す必要があります。
最近では看護師が24時間体制で常駐しているところや、ストーマでも問題なく受け入れてくれる老人ホームも多々あります。
今は自分で管理できていても、将来的に不安を感じるならば、上記のような老人ホームを探すことをおすすめします。
高齢になると誰しも病気の一つや二つ抱えているものです。
ストーマを装着していても、ある一定の注意点を知っておけば日常生活はもちろん、運動や旅行、そして温泉なども問題なく楽しむことが可能です。
例えストーマであっても受け入れてくれる老人ホームはあります。
老人ホームによっては応相談ということもあるため、気になるところがあれば一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。