『上乗せサービスってなに?』知りたい!老人ホーム豆知識

『上乗せサービスってなに?』知りたい!老人ホーム豆知識

老人ホームをはじめ介護福祉施設では、介護保険制度に基づいて様々なサービスを提供しています。
しかし、全てのサービス内容を把握することはなかなか難しいです。
今回は、そんな数あるサービスの中で上乗せサービスについて解説していきます。
老人ホームや介護福祉施設などでサービスを利用している人や、利用する予定のある人はチェックしてみてください。

 

■上乗せサービスってどんなサービス内容なの?

上乗せサービスとは、その名称の通り介護保険制度の利用額以上のサービスのことを指します。
介護保険の給付対象外になるため、その分は市町村が負担しています。
例えば、老人ホームでの利用時間を延ばしたい・デイサービスの利用回数を増やしたいといったものなどです。
ほかにも、居宅サービス・福祉用具購入等で介護保険の支給限度額を超過した場合、上乗せサービスに該当する形になります。
対象になるのは、訪問介護・訪問看護・通所介護・通所リハビリなどで、居宅療養管理指導や認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、特定施設入所者生活介護を除きます。
ただ、老人ホームや介護福祉施設で提供しているサービスであったとしても、上乗せサービスについては市町村が独自に実施しているものです。
そのため、上乗せサービスに関する詳細は自治体に確認が必要です。

 

■老人ホームの利用を検討しているなら支給限度額についても理解しよう

介護保険制度には、老人ホームや介護福祉施設などでサービスが利用しやすくなるための給付が受けられます。
老人ホームをはじめとする施設サービスを利用する場合、要介護度が認定区分によって給付額が異なります。
そのため、多くは介護保険からの給付に基づいて利用可能な介護サービスを決定していく仕組みです。
介護保険による給付額には支給限度額が定められており、これは3年ごとに介護報酬改定として変更されます。
なお、支給限度額は介護度が重いほど多くなっています。
老人ホームや介護福祉施設のサービスを利用する上で、介護保険の支給限度額は利用可能なサービスか判断するための1つの基準です。
その上で、上乗せサービスに該当するかどうかを確認するとよりスムーズになるでしょう。
また、今後転居する可能性がある場合は、自治体のホームページでサービスが充実しているかどうかもチェックしておくと安心です。

 

今回は、上乗せサービスについて解説してきました。
老人ホームや介護福祉施設などのサービスを利用するには、介護保険制度に基づいて進めていかなければなりません。
利用したいサービスが上乗せサービスに該当するかは、市町村によって異なります。
老人ホームの利用や福祉用具購入など、介護保険制度の利用額以上のサービスを受ける可能性があるなら、事前に自治体のホームページやケアマネジャー等に確認しておくようにしましょう。

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