『老人ホームのレクリエーションってどんなことができるの?』:知りたい!老人ホーム豆知識
老人ホームでは、メリハリのある生活を送ったり、日々の生活の中に楽しみを見出したりできるようにするためにレクリエーションを行っています。
老人ホームによってレクリエーションの内容は異なりますが、体を動かすレクリエーション、歌や音楽を楽しむレクリエーション、頭の体操をするレクリエーションを行っているところが多く見られます。
今回は、老人ホームのレクリエーションとは、どんなことができるのかをご紹介しましょう。
■体を動かすレクリエーション
体を動かすレクリエーションは、風船バレーやボウリング、輪投げ、ストレッチ、ラジオ体操などが挙げられます。
楽しみながら体を動かすことができるため、運動不足の解消やストレスの解消にも役立ちます。
老人ホームに入居しているとどうしても運動不足になりがちです。
しかし、このようなレクリエーションを積極的におこなっている老人ホームならそのような心配も必要ありません。
また、体を動かすことによってリハビリ効果も期待できるため、自立支援にも役立ちます。
■歌や音楽を楽しむレクリエーション
歌や音楽を楽しむレクリエーションは、カラオケや楽器の演奏、リズム体操、音楽鑑賞などが挙げられます。
歌を歌ったり、楽器を演奏したりすることによって、ストレス解消やリラックス効果が期待できます。
懐メロや童謡など昔懐かしい歌を歌うと若かった時代を思い出すことができるため、脳の活性化や認知症予防といった効果も期待できるのです。
さらに肺の機能を高めることにもつながるため、老人ホームに入居してから健康的な生活を送るためにも役立ちます。
老人ホームの中には、専門家を呼んで音楽療法を行っているところもあります。
■頭の体操をするレクリエーション
頭の体操をするレクリエーションは、クイズやしりとり、すごろく、オセロ、囲碁、麻雀、将棋、フラワーアレンジメント、塗り絵、編み物、洋裁などが挙げられます。
これらのレクリエーションは、考えたり、迷ったりすることで頭を使います。
脳を刺激することにつながるため、認知症予防に効果があると言われているレクリエーションでもあるのです。
老人ホームに入居する前に好きだったこと、趣味として楽しんでいたことを継続できれば、より楽しい日々を送ることができます。
楽しい毎日を送りながら脳の活性化ができるため一石二鳥です。
老人ホームでは、毎日の生活が単調にならないような工夫を凝らしています。
その1つがレクリエーションで、運動不足やストレスの解消だけではなく、認知症予防など嬉しい効果も期待できます。
レクリエーションは老人ホームにおいて重要な役割を担っているのです。