『老人ホームに入るために何を準備したらいいの?~老人ホームご入居までの流れ~』:自分にあった老人ホームの選び方
老人ホームに入居が決まったら、施設で必要となるものを準備しなければなりません。
どのような持ち物が必要となるのでしょうか?
今回は、老人ホームに入るために必要な準備と、入居までの流れを解説していきます。
■老人ホームに入るために準備するもの
老人ホームに入るために必要な持ち物は、施設の書類に記載されています。
持って行けるもの・持って行けないものは各施設によっても異なるため必ず確認しておきましょう。
どの施設でも必須になりやすい持ち物は以下の通りです。
・衣類やタオルを収納するケース
居室には、衣類やタオルをしまうための衣装ケースが備え付けられていない老人ホームも多いです。
そのため、「衣類を用意したのにしまうケースがなかった」とならないように衣装ケースもきちんと用意しておきましょう。
・タオル
タオルは、洗濯のことを考えてバスタオルが3枚、フェイスタオルが6枚ほどあると便利です。
・衣類
衣類はシーズン別に1週間ほど着回しできるように用意しておきましょう。
下着やトップス、ズボン、羽織、軽めのコート、帽子、ストール、手袋、マフラー、靴下などを揃えてください。
・靴
靴は、施設内で利用するものと外で履くための靴を用意しましょう。
・洗面用具・衛生用品
歯ブラシ、歯磨き粉・石鹸・化粧水・義歯・ティッシュ・トイレットペーパー・髭剃り・爪切り・耳かきなどの衛生用品も必要な持ち物です。
オムツなどは必要に応じて持って行くようにしましょう。
・書類
健康保険証の原本、介護保険証コピー、身体障害手帳、3ヶ月以内の健康診断書などの書類の提出が求められます。
■老人ホームに入るためにあると便利なもの
必須ではありませんが、老人ホームに入居する際にあると便利なものを紹介します。
・ストロー付コップ
飲み物を飲む時に、ストロー付のコップがあると飲み物を飲みやすいのでおすすめです。
・滑り止めマット
食事の際、お茶碗などの食器が滑って衣類に食事をこぼしてしまう人も多いです。
自分で食事をする場合は、食器の滑り止めマットを用意しておくとお茶碗やお皿がズレにくくなるのでおすすめです。
・床ズレ防止グッズ
床ズレ防止グッズがあると、離床時間が短い場合に便利です。
マットレス・シート・スキンケアグッズ・抱き枕などがあると床ズレ防止や体重分散に役立ちます。
・暇つぶしアイテム
老人ホームでは、共有スペースで過ごす人も多いですが居室で過ごされる方も多いです。
一人で過ごす時間が長いようなら、暇がつぶせるようなジグソーパズルや編み物・将棋・囲碁などを用意しておくと楽しく暇をつぶすことができます。
施設によっては、将棋や囲碁を置いていることもあるので、確認してみてください。
今回は老人ホームに入居する際に準備しておくものと持っていくと便利なものをご紹介してきました。
施設ごとに必要な持ち物は異なりますが、衣類や靴、洗面用具・衛生用品などはどの施設でも必須となりやすいため、あらかじめ準備しておくのがおすすめです。
もし持ち物で分からないことがあれば、入居する前に施設担当者へ確認を取っておきましょう。