老人ホームを利用した家族の声
在宅介護は家族にとって大きな負担になってしまったり、どうしても同居ができず高齢者が一人暮らしを余儀なくされたりする場合があります。
そのような場合は、老人ホームを利用することで家族の負担軽減や安心感につながります。
実際に老人ホームを利用した家族は具体的にどのような負担軽減や安心感へとつながったのでしょう?
今回は老人ホームを利用した家族の声をご紹介します。
■有料老人ホーム
・100歳でもまだ普通の食事ができている。
母は今100歳ですが、老人ホームへ入居して6年になります。
職員の方が、毎日きちんとおむつ交換や食事のお世話をしてくれるので、元気に過ごすことができています。
100歳でまだ普通の食事ができるなんて、母は幸せですね。
・穏やかに過ごすことができている。
父が老人ホームに入居しているのですが、職員の方がいつも親切にしてくれるので、とても穏やかに過ごすことができています。
入居前は無口だった父も、今では職員の方や他の利用者の方と仲良く話しているので、心配でしたが老人ホーム入居は間違っていなかったなと思います。
■特別養護老人ホーム
・デイサービスから特養へ
同じ法人のデイサービスから特別養護老人ホームへ入居しました。
母親の介護を自宅で続けていくと老老介護になってしまうので、お互いが無理なく幸せになれたらと思い母の入居を決めました。
職員の方が元気よく接してくれるので、母にも元気が戻ってきたように感じます。
・自宅での介護は不安
父が足の骨を折り入院したのですが、年も年なので寝たきりになってしまいました。
家族で介護をするのはとても大変で、ホームヘルパーをお願いしていましたが、老人ホームに入居して毎日適切な介護を受けることができて安心しています。
職員の方が話しやすい方ばかりなので、面会にも行きやすいです。
■グループホーム
・認知症の母、一人暮らしは難しい
父親が亡くなった後、母の認知症が徐々に始まり、一人暮らしをさせておくのが不安な状況になりました。
そこで、グループホーム入居を決めさせてもらいました。最初はなかなか慣れることができませんでしたが、馴染みの利用者さんや職員の方のおかげで、認知症は進行していますが穏やかに過ごすことができるようになりました。
・母らしさが出せるグループホーム
グループホームは、他の老人ホームと違って職員の手伝いをする機会が多いようです。
母は、テーブルを拭いたり、お膳を運んだりと周りの人のために一生懸命働いてくれているんだとか。
認知症で忘れてしまうことも多いけど、昔から身に着いている習慣は忘れないものなんだなぁと感心するとともに、認知症だから何もできないと諦めない職員の方の姿勢に感謝の気持ちでいっぱいです。